マンションを安く買いたい!値引きできるの?全てはタイミングが大切!
マンションを値引きしやすいタイミングや交渉のコツを紹介します。
最終分譲
入居も始まり、販売戸数が少なくってくると、売っている側としても、なんとか早くマンションを売ってしまいたいものです。
実は、建築工事完了から1年が経過してしまうと、「新築マンション」とは呼べません。
新築と表記できるのは、完成日から1年以内。そして1年以上経つと、未入居物件となってしまいます。
つまり、「新築物件」と「未入居物件」とでは、価値が変わってきます。
完成日から1年以上経っているマンションは、値切り交渉の余地が比較的大きい物件です。
そこで注目したいのが「最終分譲」。
ただ、「最終分譲」と書いてあっても、第1期の最終分譲、第2期の最終分譲など、物件を小出しにして、売れているんですよ!と印象をつけてくる場合もあるので、マンション全体での残りの空き部屋数をきちんと確認してから、値切り交渉をしましょう。
最後の残り1〜5戸くらいになると、値切り交渉がしやすいです。
売り上げの締め日
私が経験したものだと、3月いっぱいが売り上げの締め日という会社が多いように感じました。ですので、1〜2月の不動産繁忙期が終わり、落ち着いてくる3月にまだ売れ残っているマンションは、売り手としても早く契約してしまいたいものなのです。
特に売り上げが目標に達していないと、契約をして売り上げの数字を作りたい!というのが本音です。
ですので、「3月中に契約していただけるなら、この値段で・・・」など、
相手側からもいい条件を引き出しやすくなります。
さらにそこから、「○○万円にしてくれれば、すぐに買います!」など大きな値引き交渉をしやすくなります。
相手に値引いてもらい、その値引きされた額から、さらにこちらから値引きをしかけるのが、良い交渉となります。これが、2段値引きです。
【重要】マンションを複数観て相場を知る
これは、とても大切な事です。人生で最も大きな買い物が家なのに、数件の物件しか見ない人が意外と多く、びっくりしています。
最低でも10件。できれば、興味のある物件は20件でも全部見て、広さや値段、駅からの距離などを比べてみてください。そうすると、どのマンションが割高なのか、割安なのかが見えてきます。また、値段を知っていることで、割高でも欲しいマンションがある時、交渉材料にもなります。
構えず営業担当の方と仲良くなる
他のマンションと見比べていても担当営業の方とは本音で話す。これは、お互いにとって大事なこと。社交辞令で「いいですね!」を連呼していても、お互い、考えや本音が見えてこなければ、アドバイスもできないですよね。
担当営業の方とは、本音で話しましょう。相手も人間です。心を開けば、親身に相談や他の物件との比較にも、アドバイスをくれます。例えば・・・
「正直、〇〇のマンションも見ていて、そこが1番候補なんです。でも2番目にこちらを考えているんです」など、正直に本音で話してみてください。
社交辞令で「いいですね!」を連呼するより、営業担当の方と中身のある話ができますし、見ている物件以外の情報をくれる事も多々あります。
この情報が、マンション選びを進める上で役立つことが意外とあります。
即決はおすすめできない
今までにいろいろな物件を見た上で、これだ!と思った物件をすぐに買うのはいいと思います。ただ、他の物件を数件しか見ず、その地域のマンション相場も分からないまま即決するのは、買ってから後悔する可能性が大きくなるでしょう。
大きな買い物だからこそ、はじめての見学で即決せずに、一度家に帰ったり、他の物件を見に行ってみたりして、冷静に考えましょう。